2012年5月8日(火) ミキクラブ 等々力渓谷・観察会 等々力渓谷は、侵食によってできた国分寺崖線に沿ってできました。東京都区内でも珍しい渓谷として知られています。斜面林や湧水など、豊かなみどりが残されていました。 等々力渓谷の観察会は初めてです。ミキクラブの皆さんは積極的に新しい観察地を選ぶ傾向があります。今後も新たな観察地を開拓して、皆さんと歩いて行きたいと思います。 5月10日(木)クラブツーリズム 旅の文化講座 鎌倉一草一木 薫風の花暦 五月の風に吹かれながら妙本寺、安養院、九品寺などを歩きました。サクラの季節が終わり、なぜかゆとりが感じられます。道行きにアヤメやシラン、ユウゲショウやヒメウツギなどが彩りを添えてくれます。見所は妙本寺のシャガと新緑、」安養院のオオムラサキと九品寺のナニワイバラなどです。薫風吹き渡る古都でのすばらしい観察会となりました。 5月13日(日)~14日 ミキクラブ 伊豆高原・海に向かう森 観察会 伊豆高原の城ヶ崎海岸を2日間歩きました。断崖上に広がる森は潮風と強風、乾燥、強い日差しと紫外線、薄い土壌といった植物の生育にとって過酷な環境が展開しています。そこに生きる植物は、たじろいでは生きていけません。私はこうした森を「海に向かう森」と呼んでいます。これまで墨田区のサークルの方々と何度か早春を中心に来ていますが、今回は初夏に訪れてみました。 今回参加された方々は私を含めて6人。そのうち2人は、伊豆観察会は初めてでした。ヤブニッケイ、ヤマモモ、タブノキなど常緑樹が広がる森をゆっくりと歩きました。 この森に来る度に、必ず会いに行くヤマモモの古樹があります。その樹木を「ヤンモバーちゃん」と名付けていました(このヤマモモは雌の木です)。今回初めて対面した人はさっそくヤンモバーちゃんに挨拶です。 コースは多少起伏があり、海を間近に意識しながら歩きます。潮風が心地よい散策路です。 見所の多いコースですが、圧巻なのはヤブニッケイの森でしょう。幹はくねくねと曲がり、「魔法の森」を歩いている気分になります。 2日間で多くの巨木、古樹と出会えました。特にタブノキのパワフルな姿には圧倒されました。何度来ても感動する城ヶ崎海岸の「海に向かう森」。季節を変え、訪れたいと思いました。 5月15日(火) サークル じゅ樹 京成バラ園 観察会 いよいよ春バラのシーズンが到来。今期最初のバラ観察会はじゅ樹の皆さんと京成バラ園で行いました。京成バラ園は日本の天才育種家といわれた鈴木省三さんが数々の銘バラを生み出したバラ園の名門です。まだ4分咲きといった感じでしたが、カラフトイバラをはじめ、日本の原種の花も見ることができました。あいにく雨に降られましたが、そこはそれ、しっかりとバラを鑑賞できました。 5月22日(火) まゆみの会 京成バラ園 観察会 じゅ樹のバラ観察会の一週間後にまゆみの会の皆さんと京成バラ園を訪れました。ほぼ満開に近く、園内はまさにバラ色です。雨模様でしたが、観察会を始めると雨は止み、格好のバラ観察会となりました。 5月23日(水)クラブツーリズム・旅の文化講座 自然教育園観察会 東御苑や新宿御苑で行う観察会が多かったクラブツーリズムの旅の文化講座は、今回初めて白金台の自然教育園で実施しました。都心部でこれだけの自然があることは驚きです。園内にはアカガシやスダジイ、クロマツなど巨木がありますが、季節に咲く花々も変化に富んでいます。ちょうどノイバラが満開でした。日本のバラもいいですね。 5月24日高島屋セミナー 花講座 谷津バラ園 高島屋といえばバラ。念願のバラ観察会が実現しました。参加者は12名で全員が女性でした。谷津バラ園は京成バラ園よりはコンパクトですが、バラ観察にはうってつけです。オールドローズからモダンローズをはじめ品種が多く、「香り」、「青バラ」、「ロイヤルファミリーのバラ」など様々なこだわりのコーナーがあり、参加された皆さんは熱心に観察をしていました。 5月29日(火)3サークル合同 植物と親しくなるための基礎講座 墨田区の「サークルじゅ樹」、「まゆみの会」、「ミキクラブ」の3自主サークル合同で、年3回「植物と親しくなるための基礎講座」を年3回開催しています。今回のテーマは「草原」。その成り立ちと歴史文化について講義しました。参加された22名の方々は熱心に耳を傾けてくれました。次回は9月4日(火)開催予定です。
by seppuka
| 2012-07-11 18:22
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